ヒッチハイク西日本〜神戸編〜
こんにちわ。
ヒッチハイク西日本part3です。
すいません、今回は結構長文になってしまいました^^;
では、2時間半にも及ぶ激闘の幕開けです(笑)
しかもここは、車通りも多く、通る車のほとんどがICに入っていくという好条件！
けれど、京都の時のようにバス停のような停車場が無かった。
この時僕らは「これくらいなんとかなるやろ！」と思っていたが、これがホンマにデカかった...
参考図(手書きですいません笑)
A地点(赤い車のとこらへん)
A地点でヒッチハイクを始めると、信号近くで車が低速ということもあり、ドライバーの方々はかなり僕たちの方を注目してくれたので
「これは...勝った(笑)」
と思った(笑)
しかし、注目はしてくれるものの一行に停まる気配なし...
「あれ？」と思いつつも、「見てはくれてるし、まぁ大丈夫やろ！」とこの時はまだ全然心配していなかった。
B地点(黒い車が曲がってる曲がり角)
1時間後、「...やべえぞ」
あまりの止まらなさに、いよいよ焦りが出始めてきた。
そこで場所を変えることに。
B地点に移動して始めると、左折する時にドライバーが絶対こっちを見るので前よりも注目度が高くなった！
「これは...勝った(笑)」
30分後、「...やべえぞ」
注目はすごいされるものの一行に止まらない...
ここで、大学生らしき男子2人組は近付いてきた。
「おおー！」とお互いにビックリしつつも軽く会話をして、二人はハーバーランドの方へ観光に去って行った。
初めて会う同志にちょっと勇気づけられ、「移動するよりもここで続けた方がいい！」と判断し、続行。
30分後、「...移動だ！！」
ついに痺れを切らしてC地点に移動しようと歩き出したまさにその時、
「ヒッチハイクですか？」と一台の車が止まり、声をかけられた！
僕たちはすぐに「はい！！」と答えて車に近寄ると、僕らと同い年くらいの女の人とそのお母さんが乗っていた。
「どちらまでですか？」と聞かれ、「姫路方面です！！」と答えると、「あー逆方面やなぁ...うちら今から大阪帰るとこやねん」とお母さんに言われ、あえなく撃沈。
しかし、止まってくださる車があることがなによりも励みになった！
C地点(右の曲がり角)
その後、C地点に移動して再開。
ここは、右折待ちの車が注目してくれる場所だった。
A、B地点と同じく停車場は無かったが、疲れでもうそんなことも考えずにがむしゃらにやってた(笑)
20分くらいやって、「今夜はここで野宿かな...」と考え出してたその時、右折してきた一台のBMWが止まった。
メンタルブレイク寸前だった僕たちは「まさかな...」と思いつつも近寄ると、「明石までで良かったら、乗せてあげるよ！」と言われ、ホンマに泣きそうになった。
足早に車に乗り込むと、若い奥様(美人)と幼い息子さんが乗っていた。
やっぱりそうなんやったんやなぁ...本当にありがとうございます、女神です。と心の中で思った。
「助かりました！...こんなことをお聞きするのもあれなんですが、なぜ拾って下さったんですか？」と、ど直球な質問をすると、
「だって可哀想だったんだもん(笑)ずっとあーやってたんだろうなと思って(笑)」
なるほど...そういう手もあったんだな...
今度はもっとボロボロの服着よ。と心の中で思った。
若い奥様(美人)もさることながら、初めての高級車に緊張した。
聞くと、奥様は岐阜にお住まいで、今日は同窓会のために神戸に来てて、今から実家の明石まで帰るとのこと。
その後明石が近付いてきたので、明石PAで降ろしてもらった。
(注) ヒッチハイクをする人は、観光しない限り高速を降りずにPAかSAで降ろしてもらうことを激しく勧めます！なぜなら、一回降りてまた高速に上がるのはホンマに大変...(ICに入っていく車は、今から加速しようとしているので止まり辛いです。)
「もう奥さんの実家に泊めて下さい...」という悪魔の声を抑えて感謝を伝え、車は去って行った。
(注) 京都からヒッチハイクする場合、「おたべ」をお土産に渡すとすごく喜んでもらえます(出発地に有名なお土産が無い、または荷物の問題で買えない人は道中で買ってもいいと思います。)個人的には岡山の「きびだんご」がオススメ！なぜなら...安い(笑)
つづく
