旅が好きだ。

大学3回生が、旅/ヒッチハイク/英語/本/山岳部/社会について思いついたことをつらつらと書いていきます。少しでも読んでくださる方のお役に立てれば幸いです。

旅/ヒッチハイク/TOEIC/本/山岳部/ゼミ/社会について思いついたことをつらつらと書いていきます。

ヒッチハイク西日本〜明石・姫路編〜

こんにちわ。

ヒッチハイク西日本part4です。
今回もちょっと長いです(笑)

PAをぶらついていると、車の中から若いお兄さんが
「姫路まで行きたいの?今から姫路まで帰るし、良かったら乗る?」
と声をかけてきてくれた!
「はい!!ぜひお願いします!!」と二つ返事で乗せて頂くことに。
さっきの神戸はなんやったんや...これがPAの力か...と勝手にPAに感激した。
車にはお兄さんの奥さんが乗ってらっしゃり、大阪でE-girlsのLIVEを観てきた帰りらしい。
E-girls...すいません全然聞かないです(笑)と心の中で謝りながら話を聞いていると、お二人は熊本出身でお住まいは姫路らしく、なんと新婚ホヤホヤだった。
新婚ホヤホヤの車にむさい男二人...ホントすんません...と心の中で謝った。

その後、まもなく姫路というところで
「今夜はどこに泊まるの?」と時間も遅かったので聞かれた。
「いや、まだ決めてないんですけど、姫路駅付近のカラオケかネカフェに泊まろうと思ってます。」と答えると、お兄さんが一言。

「もし泊まるところ見つからなかったら連絡して!泊めてあげるよ!」

?????????
上手く行き過ぎて頭がパニックになった(笑)
「はい!ありがとうございます!あなたの家しかないと思ってました!」
という悪魔の声を抑え、頑なに断ったが連絡先だけ一応交換した(笑)

その後、姫路駅で降ろして頂き、感謝を伝えて晩飯と宿探しに向かった。
しかし、
「泊めてもらっちゃえよ〜」
「明日もきっと送ってもらえるぞ〜」
アカン...悪魔の声が...
その時、あのお兄さんから電話がかかってきた。
戸惑いながらも電話にでると、

「泊まるとこ決まった?もうウチ泊まり !

やめてくれ〜心が折れる

「いえ、そこまでお世話になっては本当に申し訳ないです。お気持ちだけ頂きます。」

「奥さんも泊めてあげて!って言ってるし!泊めてあげないと僕が怒られちゃうよ(笑)」

「...すいません、じゃあお言葉に甘させて頂きます。

このダメ人間。

さすがに夕食までご馳走になるわけにはいかないので、コンビニさっとパンなどを買って僕たちは姫路駅に戻った。
その後、お兄さんが迎えに来てくれてお家に向かうと、賃貸らしいがまだピカピカのお家だった。
特にシャワーヘッドが奇抜過ぎてビビった。
買ってきたパンなどを食べ、シャワーをお借りした後、2階の使っていない部屋を使わせて頂き、疲れで二人ともすぐに寝た。

翌日、1階に降りると朝食が用意してあった。
奥さん、本当にありがとうございます...
朝食後、お兄さんは非番なので奥さんを仕事場へ送るついでと言って、僕たちを最寄りのPAまで送って下さった
ホンマ仏様やで〜...
PAに着いて早速ヒッチハイクを始めようとすると、

...ない。ボードがどこにもない!!!

なんと一度重要なボードをお兄さんの家に忘れてきてしまった
僕たちはお兄さんに電話するわけにはいかないので、PAにあったコンビニでいらないダンボールをもらい、そこに「岡山方面」と書いた。
しかし、ボードとはいえ、お兄さん達からすればゴミを家に置いてきてしまったことに申し訳なさを感じた。
そこで、謝罪の電話だけしよう!
となり、お兄さんに電話をかけた。

「すみません、お家にボードを忘れてしまいました。ゴミを置いてきてしまい申し訳ありません。」

「え?!それは大事でしょ?!今から持って行くよ!」

「いや、コンビニでダンボールを頂いたのでなんとか大丈夫です!お手数をおかけしますが、処分して下さい。」

「いやいや、持ってくよ!今から行くね!」

「...すみません、じゃあ本当に申し訳ありませんがお願いします...

このダメ人間。

その後、お兄さんがわざわざPAまでボードを持ってきて下さり、僕たちは最大限の感謝伝え、凄く申し訳なさを感じた。
ボードも戻ってきたことで、ここから本当にヒッチハイク開始!
しかし、この後この旅最大の決断と危機が迫るのであった...

つづく